海賊とよばれた男（上） [ 百田尚樹 ]のレビューは！？

年齢不詳さん
読みながら何度も思った。私はこの主人公の１パーセントでも困難に立ち向かったことがあるだろうかと。うまくいかないとすぐ諦めて、こんなものだよとわかった振りして不貞腐れていたのではなかったか。理不尽なことは見ない振りして傷を負わないよう慎重に適当にまわりと合わせてため息をついていたのではなかったか。しかしどうせ何をしても無駄なのだ、ひとに優しくすれば利用されるし厳しくすれば恨まれる、仲良くしていてもいざとなれば助けてなんてもらえない。目立てば足を引っ張られる。だけどこうしてやっていくしかないのだと。できるだけ敵は作らず嫌われず妬まれずにうまくやっていくしかないと。 でもこの主人公は戦うのだ。「それは間違っている」と、相手がどんなに強大でも屈しない。なんども涙が出た。私もこうありたいと。いじめや辱めや疎外、悪意ある攻撃に負けずに戦いたい。弱いものを庇って励まし、力でねじ伏せようと立ちはだかる相手には断固として立ち向かいたいと。 絶対に敵わない戦いに挑む主人公にはもうダメかと思うとき、助けが入る。それはその生き方に感動した銀行家やまわりの者たちだ。だけどそんなものを当てにして主人公は戦うのではない。正しいと思ったことを突き通すだけなのだ。 もう一度やってみようと思えました。

50代 男性さん
まだ読み始めたばかりなので感想らしいものは書けませんが、敗戦という絶望的な混乱の中で、店主の店員たちへの思いが到底まね出来ないなと恥ずかしくなりました。

40代 女性さん
頼まれて購入しまして、まだ読んでいません。でも購入者は満足しているようです。

40代 男性さん
出光興産の歴史を深く知る良い本でした。明治の気骨ある日本人でした。

40代 男性さん
出光興産の創始者の方がこんなにすごい方とは思いませんでした。 すっかり惚れてしまいました。大学の時に読んでたら間違いなく出光興産を志望したと思います。 すぐに出光カードを申し込みました＾

60代 男性さん
一寸信じられない人の話です。いたんですね、中国や東南アジアで雄飛した商店主が。下巻はゼロからスタートした話になると思うのですが、楽しみです。 タンカー日章丸が個人商店の所有物であったとは、まったく信じられないことをやった男です。「店員は、家族」こんな気持ちで今の会社を運営したいものです。

30代 男性さん
これほどまでに熱く国を想い、社員を想う経営者がかつていたのかと、何度も目頭が熱くなりました。 正しいと思ったことを貫き通す信念に感服しました。 今年読んだ本で１，２を争うくらい素晴らしい本だと思いました。

40代 男性さん
今年読んだ中で一番の作品だと思います。同じ日本人として誇りに感じます。

30代 女性さん
「たかじんのそこまで言って委員会」で勝谷さんがオススメしていて、興味を持った母から依頼されての購入です。 ちょうど母が生きてきた時代とマッチするようで、どんどん引き込まれてあっという間に読み終えてしまったそうです。 「私は日本人に生まれてよかった。こういう誇りを持った人になりたい」と母は言っていました。 私も読みたいと思います。

年齢不詳さん
上下巻共にあっという間に読んでしまい ました。 モデルの会社が唯一の民族系だというこ とは知っていましたが社員が一頑となっ てメジャーに対抗してそれを守った事情 までは知らなかったので感動しました。